書窓風景

読書人のブログ

早稲田文学

坪内逍遙『半ば意識しつゝ見る夢』

※以下の文章は、明治四十一年七月発行の『早稲田文学』に掲載された坪内逍遙作『半ば意識しつゝ見る夢』を、一部旧字体を新字体に改めたり、かなに置き換えるなどして読みやすくしたものです。作品を広く知っていただくために、素人が趣味で打ち込んでいるも…

馬場孤蝶『文藝作品の検閲』(感想)

北村ミナ先生の記事を目当てに購入した『早稲田文學』第三十二號(明治四十一年七月発行)に収録されていました。大陸文学の英訳出版者として有名なビゼッテリーさんが、ゾラ作品の出版で裁判沙汰になってしまったことを書いています。 告発した者も裁判官も文…