書窓風景

読書人のブログ

はじめに

文芸雑誌『文學界』は、星野天知・島崎藤村らによって明治26年に創刊されました。
わずか5年で廃刊となりましたが、藤村は、この文學界時代のことを『春』という小説に詳しく書き残しています。『桜の実の熟する時』は、春に至るまでの物語です。

このブログは主に、上に記した2冊の小説と、モデルとなった現実の文學界メンバーの作品に触れつつ、気のむくままに読書記録などをしていこうと思って作りました。
ときには間違いもあるかもしれませんが、のんびりお付き合いいただければ幸いです。